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私のJapanglish

今でこそ、私は人様に英語を教えており、生徒さんのJapanglishを指摘することがよくありますが、私自身失敗したことももちろんあります。

 

私がまだまだずっと若いころ(今でも若いつもりですが、)New Yorkに住んでいたことがありました。

そのとき生活費を稼ぐためにJapanese restaurantでウェイターのアルバイトをしていたことがありました。

ほとんどのお客さんはNew Yorkerか観光客です。あるときレストランが特別に混んでいたことがありました。

まだなれていなかった私はお客さんから注文を受けた後、かなり待たせてしまいました。

そのお客さんはイライラした調子で、何でこんなに時間がかかるのか、私に聞いてきました。

What’s taking you so long?

などと聞いていたのかもしれません。

慣れない私は、思わず

I’m sorry, but today is special.

といってしまいました。

 

相手は??? だったはずです。
What do you mean by “special”?

とかなんとか聞いてきたと思います。

 

これはまたへんな英語を言ってしまったに違いない、そう思った私はしどろもどろに何とか説明して、ようやく理解してもらったことを覚えています。

Today is special. 今日は特別だ。
そんなつもりで言ったのですが、もちろんこれでは通じません。
specialと言う単語は

あるモノが、専門性をもっていたり、ある特筆すべきまれに見る性格や性能を持っていたりする場合に使います。

ですから、なにか特別なサービスでもあったり、特別なイベントでもあったり、特別な事情でもあったりするのか、と思われたのでしょう。

 

今の私なら、

This is really unusual.

Normally it is not this crowded.

などと言うか、あるいは単に

I’m sorry to keep you waiting, but would you please give us a little more time?

などと誠心誠意こちらも急いでいることを伝えるでしょう。

 

special =特別

と頭に入っていてしまったため、つい言ってしまったJapanglishですね。

 

気をつけたいものです。

 

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2014年10月10日 12:07 - CATEGORY : Blog




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