hardly と hardly ever
I hardly take a taxi.
この文が不自然に響くのに対して、
I hardly ever take a taxi.
これは自然です。
なぜでしょう。
まず、hardly とhardとは全く違った単語と認識しましょう。(それについてはまた別の機会に)
hardly = almost not と理解してください。
ただ、hardly everと区別するために、付け加えると、hardlyを使うときは、量(数量、時間の量、あるいは程度なども含む)を問題としているはずです。
Being depressed, Nancy hardly eats anything.
この場合、Nancyは食事をとるにはとるのです。でもほんのわずかな量しか口にしない、それこそ一口くらいでもう食べることを拒否してしまう、そんなイメージです。
I can hardly believe your story. (かすかに本当かもと思う部分がゼロではないが、でもほとんど信じられない。)
My daughter hardly talks to me. (話をしたとしても、ほんの一言二言で終わってしまうイメージです)
I hardly take a taxi.
どんな状況でこのようなことを言うか、ちょっと想像がつきませんね。
taxiに乗るには乗るのですね。でも、ほんのわずかしか乗らないのです。それこそタクシーに乗って、ほんの5メートルかそこら走った後に降りてしまう。そんな感じです。
例えばタクシーに乗ることがほとんどない、
そんなことを言いたいとすると、その場合頻度の低さを言っているはずです。
hardlyはalmost notではあるけれど、それだけでは、頻度については語れません。
頻度について語りたい場合は通常hardly everです。
hardly ever = almost not ever = almost never
I hardly ever take a taxi.
これならめったにタクシーに乗らないという感じが伝わります。
先の例文で比較すると、
My daughter hardly talks to me. (話すことはあってもほんの一言二言)
My daughter hardly ever talks to me. (自分と話をすることはめったにない。月に一回あるかないか、そんなイメージですね。)
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2014年2月3日 13:14 - CATEGORY : Blog