as long as と as far as
as long as と as far as
この二つは私の学校に通われる生徒さんも時々混同してしまいます。
ここで一度見直しましょう。とても便利な表現です。
as long as は条件を言います。
as far asは限度、限界を言います。
イメージで理解しましょう。
あなたは今とても長い一直線に進む道のうえに立っています。
はるか向こうに旗が見えます。
long は距離や時間の長さを言いますから、
その道を見て “long”と言うとき、
あなたは自分のいる地点から、その旗まで道の全体を見ているはずです。
イメージとしては連続した線の情報です。
ところが “far”と言うとき、
あなたはずっと向こうに小さく見える旗しか見ていないはずです。
イメージとしても点としての情報です。
ですから、
as long as S + V….
これはある事柄が終わるまで継続しているイメージです。
それに対して、
as far as S + V…
これはある事柄の限度を、そこまでという範囲を示します。
例を見てみましょう。
1.I use the Nativebuster as long as I study English.
( I study Englishということが継続しておこっているその間は、つまり条件です。)
2.I don’t think there is any English learning program better than the Nativebuster as far as I know.
( I know という限度を示しています。つまり知っている範囲ではと言うことです。個人の見解に限っていることを付け加える時によく使いますね。)
3.Japan is okay as long as we don’t give up.
( we don’t give up と言う事実が継続して起こっていれば、つまり条件です。)
4.The Tohoku region hasn’t been reconstructed yet as far as one can see.
( one can seeと言う範囲では。つまり人が見る限りにおいては、という範囲です。)
5.I’m happy as long as you are with me.
( you are with meと言う事実が継続して起こっている間は、つまり条件です。)
6.The radiation level in Tokyo is not yet anything to worry about as far as I’m concerned.
(あの震災のあと、私が言いたかったことですが。 as far as I’m concerned. これは良よく使う表現です。つまり、自分に限って言えば、話を自分の考えだけに限っています。)
どうでしょう。参考になれば幸いです。
2015年3月2日 14:05 - CATEGORY : Blog