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  2. 教室でガンバル英語教師のために

出来ることから始めましょう

さて、いよいよ具体的に行動に移すときです。文科省の英語を英語で教えるという方針は2020年から本格始動ですが、そこからいきなりヨーイドンで始めるには無理があるでしょう。その時点で生徒にはこう言わせたいものです。「なんだうちの英語の先生はそんなこともうとっくにやっているよ。」
そこをめざしてがんばりましょう。
では、これまでずっと日本語で英語を教えてきた教師がまず何から始めるべきか。
いきなり、‟よし、今日から全て英語で授業を進めます。」と生徒に言っても、それが本当に出来るでしょうか。
あなたが、もし「出来る」と言う自信があって、本当に実践できるのなら、それも一つの方法かもしれません。それが一番いいかもしれません。
ただ、多くの先生方にはやはり抵抗があるでしょうし、また、生徒も面食らうでしょう。
そこで、私からの提案です。
まず、新しく出る単語の意味の説明をするさい、これまでの日本語訳での説明をやめ、英語を使って説明することから始めたらどうでしょうか。
英単語を一つ一つを日本語訳ではなく、英語で理解する。
仮に生徒が頭の中で、日本語訳を探したとしても、それはそれで構いません。大切なのは生徒に与えるメッセージです。
英語は英語で理解するもの、この概念をしっかりと生徒の頭に落ち着かせるためには、まず英単語の意味を日本語訳に頼らない方法で理解する。
それが大切です。

そんなこと言われても、難しすぎる、と感じられる方もいらっしゃるでしょう。
あなた自身が辞書代わりになろうとすると難しいでしょう。英語で説明するというより、英語を使って説明すると申し上げました。
具体的に例を示したいと思います。
次回の投稿でいくつかお示ししましょう。

2014年1月4日 18:03 - CATEGORY : blog

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